ぐーやんのウイスキー道

ウイスキー初心者の私がウイスキー道を歩むブログです

ウイスキーのブラインドテイスティングに初挑戦してきた話

f:id:guyan_whisky:20211027232959p:plain 今回はウイスキーのブラインドテイスティングを初体験してきたので、忘れないように反省を含めて記録していきます。

ブラインドテイスティングは友人とひっそりやってみた、とかではなく、
お酒の美術館 四条室町店の開店1周年イベントが開催されていたので、それに参加した形です。

5種類のボトルからランダムに選ばれた2つのボトルを当てる形式で、当てた数に応じて景品が貰えます。
参加費は2000円。

ここはアイラモルトに力を入れている店舗なので、
ブラインドで出されるのがアイラならピートの香りで分かるんじゃないかと考え挑戦してきました。

選択肢

選択肢は
アードベッグ10年
ラフロイグ10年
ボウモア12年
カリラ12年
ブルイックラディ クラシックラディ

の5種類でした。(写真撮り忘れ)

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注がれた2杯
この中からグラスに注がれている2銘柄を当てるわけですが

アードベッグ:甘さとピート
ボウモア:舌触りと磯っぽさ
ブルイックラディ:ほぼノンピート
カリラ:いつも飲んでる。出汁っぽいピート
ラフロイグ:カリラに近かったような?
といったイメージで、
上3つなら安心、下二つが来たらマズいかもしれません。

回答は紙に書いて店主に提出し、答え合わせしてもらいます。

いざ実飲

左のグラスに鼻を近づけると爽やかなリンゴ。
これはブルイックラディだと即断。
ピートが感じられないので結構自信あり。

右のグラスをからは出汁や土を感じるピート。
味もカリラっぽい。けどなんか違う気もする…。
ラフロイグってこんな感じだっけ?
正露丸どこ行った?

許可を得てラフロイグのボトルから香りを嗅いでみるもののあんまり分からない…

迷ってもしょうがないし左をブルイックラディ
右をカリラと書いて提出しました。

しばし待たれよ

…とはならず、迷っていた私にアドバイスをくれるおじ様が。

おじ様「回答を見せてもらったんだけど出すのはちょっと待って。
こういう時は色を見ると違いが分かりやすいよ。

あと、カリラはジョニーウォーカーに使われている。
万人受けする飲みやすさを持っているというわけだ。

しかしラフロイグはほぼブレンデッドウイスキーに使われていない。
つまりカリラより癖が強いはずだ。

いつもカリラを飲んでいるのなら、
それより癖を感じるかで判断してもいいかもしれないね」

ありがとうおじ様。
そこまで止めるならカリラじゃないんですね。

お「まあ酒飲みからすればどっちも飲みやすいけど笑」
どっちなんですか?
書き直さないほうがいいような気が。


ラフロイグと書き直しながら右のウイスキーを飲んでいると、だんだん海苔っぽいものが。
いつものカリラからしない香りがじんわりと感じられるように。

時間をおいて香りが開くのを待つのが正解でしたね。
急いては事を仕損じる。
時間制限が無いのですから、もっと落ち着いて答えを出すべきでした。

左をクラシックラディ、右をラフロイグ10年と記入し、店主に提出します。

結果発表

店主から結果発表してもらいます。
主「1番は…ブルイックラディです。」
ひとまず安心。

主「2番は…ラフロイグ10年でした。」
ありがとうございますおじ様。
おかげで景品が貰えます。

景品は次回以降のお会計で使える無料券(2000円まで)でした。
ジョニ青あたりのお高目なブレンデッドを
飲むのに使ってみましょうかね。

この後もスクラッチイベントやモリソンのマクタラ'sを飲み比べて楽しんでました。

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グレンモーレンジクラッチの景品

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マクタラ テラ&マラ

感想

もっと五感を使ってウイスキーを味わわないといけませんね。
今まで香りばかりに気を取られていましたが、
色や粘性もウイスキーの特徴の一つです。

協力のあったおかげですが、2問とも正解できてうれしいです。
昔飲んだラフはもっと正露丸を感じた気がするんですが、良くも悪くも今回は感じられませんでした。

強烈なピートからでも香りを感じられるようになってきましたが、その精度はまだまだですね。
これからも精進いたします。